チョコレートダイエット

チョコレートダイエットなる方法がある事をご存知でしょうか?

チョコレートといえば糖分と脂肪分タップリ!太る食品の代名詞・・・
というイメージがありますが、そんなものを使ってどうやって痩せようというのか?と疑問を感じる方も多いでしょう。

しかし要は使い方の問題で、甘いお菓子の代表格であるチョコレートも方法によってはダイエットのための食品になってくれるのです。
今回はチョコレートダイエットのメカニズムについてまとめてみましょう。

チョコレートと満腹感の関係

チョコレートは分解されやすい糖分を沢山含んでいるために、少量でも血糖値を上げる効果が大きい食品です。
そして、血糖値が上がると人間の脳は「満腹感」を感じます。実はここがポイントなのです。

血糖値が上がると、脳は満腹感を感じます

少量でも満腹感が得られるということは、上手に利用すれば余計なエネルギーが体に入ってくるのを防ぐことができるのです。
具体的には、例えば次のような使い方があります。

食前にチョコレート

空腹の状態で食事をすると食欲が増すので、食べる量がどうしても増えてしまいます。

そんな時、食事の10~20分ほど前に少量のチョコレートを食べると血糖値の上昇によって満腹感を感じ、食欲を抑えることが出来るのです。

子供の頃に「ご飯の前に、
「お菓子なんか食べたらご飯が食べられなくなるでしょ!」
と親に叱られた事がある人は多いと思いますが、この原理を応用したのがチョコレートダイエットという事になります。

食事の後にチョコレート

低GI値ダイエットのページで「食事の直後に甘いものを食べると体脂肪が増えやすくなる」ということを書きましたが、これもあくまで量の問題です。
食事の量を制限していて十分な満腹感が得られない時に少量のチョコレートを食べることによって空腹感を軽くすることが可能です。

チョコレートは健康食品?

チョコレートに含まれているカカオポリフェノールは抗酸化作用、つまり老化を防ぐ効果があり、動脈硬化などの生活習慣病を予防する効果があると考えられています。

チョコレート

また、疲労回復を促進するテオブロミンという物質を含んでおり、多くのスポーツ選手が練習後に食べて疲労回復に役立てているそうです。

糖分・脂肪分の含有量が多いので食べ過ぎれば太る食品であることは確かですが、実は上手に食べれば健康に良い食品でもあるのです。

チョコレートダイエット実践方法

チョコレートダイエットの具体的な方法と注意点をまとめておきましょう。

カカオ70%以上のチョコレートを選ぶ

甘いチョコレートよりも、カカオが70%以上配合されているビターなチョコレートを選びましょう。カロリーも抑えられますし、ポリフェーノールの含有量も多くなります。

1日50gまでを数回に分けて

チョコレートは高カロリー食品なので食べすぎは厳禁です。
ちなみに50gというのは板チョコで約1/2枚の量に相当します。

これを食前や食間など3回以上に分けて少しずつ食べるようにしましょう。

食事のバランスに気をつける

当然ですがダイエットを行う上では栄養バランスを考えることが大切です。
チョコレートを食べていればOKという訳ではないので食事の量と栄養バランスには十分に注意して下さい。

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