筋電図体験レポート3

今回は、前回に引き続き筋電図体験レポートの最終章です。

筋肉に直接針を差し込んで測定する針筋電図。
筋肉に針を差したまま力を入れるなんてさぞ痛そうに思えるかも知れませんが、実際はそうでもありません。

本当に痛いのは?

本当に痛いのは、刺したままの針を動かす時です。

針筋電図では、微妙に位置を変えながらデータを何度も取るのですが、その位置調整のために、筋肉に刺したままの針を動かして測定ポイントを探すのです。

針筋電図

この時の痛みは、なかなかツライものがあります。

平気な顔をしようとしても、梅干しを食べたような顔になり、額に冷や汗が浮かんでくるくらいの痛みです。

筋電図は胃腸の検査と違って「当日は食事をしないでください」というような事を言われないのですが、検査時に満腹だったら気持ち悪くなったんじゃないかと思います。

研究所長の場合は、この針筋電図の検査も上腕二頭筋とハムストリングスの2ヶ所で行いました。

時間としては、恐らく20~30分程度。
電極式の筋電図とあわせて、大体1時間近く検査を受けていたことになります。

手間のかかる針筋電図

なお、針筋電図の方の写真も用意しようと思ったのですが、残念ながらこれは実現できませんでした。

というのは、針筋電図の検査をする時は、針の微妙な位置を手作業でコントロールしなければならないため、検査を受けている研究所長も、針を刺している先生も、写真を撮る余裕が無かったのです。

検査用のPCは別の先生が操作してくれていましたが、その先生もカメラを使えるような状態ではありませんでした。

筋肉へのダメージは?

トレーニーとしては、
「筋肉に針を刺したりしたら、筋肉が損傷を受けてしまうんじゃ・・・?」
というあたりが気になるのではないかと思います。

まず、電極式筋電図の方は、受けている時に痛いだけで、肉体的なダメージが残ることはありません。

ただし、針筋電図については検査後4~5日痛みが残ったので、筋肉へのダメージもそれなりにあったと思います。
それでも、筋トレをする時に激しく痛んだり、筋力が低下することはありませんでした。

これは恐らく、損傷した筋繊維は体の表面に近いごく一部だけであるためだと考えられます。

なので、お医者さんから筋電図検査を指示されたトレーニーの方は、安心して検査を受けて下さい(笑)

最後に検査結果ですが、研究所長の場合は神経・筋肉ともに正常と診断されました。
というわけで、今後も張り切って筋トレに励んでいきたいと思います^^。

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