分割法の具体例

それでは、全身をいくつかのパートに分けてトレーニングする方法、分割法の具体的な例を紹介していきましょう。

ただし、ここでご紹介するのはあくまでも例に過ぎません。
自分自身の生活スタイルや目的に合わせてどんどんカスタマイズして行って下さい^^

尚、腹筋に関しては毎回各メニューの最後に行うことを想定しています。

2分割の筋トレ方法1

メニューA:胸・肩・腕の裏側 メニューB:背中・腕の前側・下半身

・メニューA:胸・肩・腕の裏側
・メニューB:背中・腕の前側・下半身

上半身の「押す」動作に関わる筋肉と上半身の「引っぱる」筋肉+下半身を別の日に行う2分割メニューです。

このような分割法の場合、メニューAの日に持ってきた筋肉は集中的に鍛えることが出来ます。
ただ、メニューBの日には背中と下半身を一緒に鍛えるのでちょっと種目数が多くなってしまうのが欠点です。

筋力トレーニングでは集中して鍛えた部分の方が成長しやすいので、「胸板を厚くしたい!」という様な人には向いていますが、下半身や背中を重点的に鍛えたい人には不向きかも知れません。

2分割の筋トレ方法2

メニューA:上半身全て メニューB:下半身

・メニューA:上半身全て
・メニューB:下半身

シンプルに上半身の日と下半身の日を分割する方法です。
この分割法の場合、下半身の筋肉を鍛える日には上半身の筋肉は使う必要がないわけですから、下半身を集中的に鍛えるには適した分割方法だと言えるでしょう。

逆に上半身を鍛える日には沢山の種目をこなさなくてはならないのがちょっと大変かも知れません。

3分割の筋トレ方法

メニューA:胸・肩・腕の裏側 メニューB:背中・腕の前側 メニューC:下半身

・メニューA:胸・肩・腕の裏側
・メニューB:背中・腕の前側
・メニューC:下半身

上半身の「押す」動作の筋肉、
上半身の「引っぱる」動作の筋肉、
そして下半身という3つのメニューを全て別の日に行う3分割の方法です。

どの日も特定の部分を集中して鍛えることが出来る上に1回あたりのトレーニング時間も短くできるので、ハードなトレーニングには向いています。

また、時間に余裕があるので前腕やふくらはぎ、首など細かい筋肉のトレーニングを取り入れたりすることも出来るでしょう。
ただし、トレーニングの回数が多くなってしまうというのが欠点といえば欠点です。

自分に合った分割法を

ここで紹介した分割法のパターンは全て研究所長が今までに経験して来た方法ですが、分割法のパターンはそれこそトレーニーの数だけ存在すると言っても過言ではありません。

上級者の中にも1日で全身鍛えてしまう人もいれば、5分割・6分割という人まで本当に色々です。

ちなみに研究所長は現在は3分割の方法で、電車通勤にそなえて下半身は金曜日の夜に鍛えるというような工夫(?)をしています(笑)。

しつこいようですが、生活スタイルは人それぞれなので、色々試しながら自分のスタイルに合った分割法を見つけることが重要です。

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