サプリメントの種類と効果

ポイント!
  • 種類による効果の違いを知っておく

種類による効果の違いを知っておく

サプリメントを上手に利用するには、どんな成分にどんな効果があるのか、それぞれの性質をよく知っておく事が大切です。

プロテイン

プロテインは日本語に訳すとタンパク質、つまり3大栄養素の一つです。
一言で言うとプロテインは、体に必要なたん白質を完璧なバランスで配合した食品といったところです。

タンパク質は体の組織の材料になります

実際には、タンパク質の吸収に必要なビタミン・カルシウムが一緒にや配合されて売られている事も多いですが、基本的には筋肉やその他体の重要な組織の材料であるタンパク質を補給するためのサプリメントです。

できるだけ脂肪を付けずに筋肉を付けたい、というスポーツマンや、余計なカロリーを摂らずに、必要なタンパク質を補給したい、というダイエット中の人にとって特に重要なサプリメントです。

※プロテインについて
時々プロテインをアナボリックステロイド(筋肉増強のための薬物)などと勘違いしている人がいるようですが、栄養摂取のためのプロテインと医療用の薬物であるアナボリックステロイドは100%別の物質です。プロテインに薬物のような副作用は一切ありませんのでご安心を。

アミノ酸

アミノ酸は実はタンパク質を分解した物質です。
プロテインと同じように体の材料としても重要なのですが、アミノ酸としてのサプリメントはプロテインには無い特別な効果も持っています。

アミノ酸サプリメントには、プロテインには無い効果も

例えば、
脂肪燃焼の効率を上げてくれるアミノ酸
疲労回復を早めてくれるアミノ酸
などなど、色々な効果が確認されています。

しかし、実際にサプリメントを選ぶときには、そのサプリメントにアミノ酸がどれくらい入っているのかをよく確かめてから買うようにしましょう。

ビタミン・ミネラル類

ビタミンやミネラルは骨格を作ったり、人間の体で起こっている色々な化学反応に関係していて、不足すると抵抗力が弱ったり、体の不調の原因になります。

ビタミン・ミネラルは大量に必要な栄養素ではないのですが、とても種類が多いので、食品から全ての成分を完全に補給するのが難しいのが悩みの種です。

そのため、特にマルチビタミンやマルチミネラル等のサプリメントは、特にスポーツなどをしていない人にも幅広く利用されています。

最近ではスーパーやコンビニにもズラリと並んでいますので、一番身近なサプリメントと言えるかも知れません。

食物繊維

食物繊維は腸内の環境を整えて、余計な油分等の体外への排出を助けてくれる栄養素です。
もちろん普通の食品からも摂ることができますが、食事だけでは不十分だと思ったらサプリメントを利用してみるという手もあります。

ただし、食物繊維は一度にたくさん摂りすぎると体質によってお腹の調子が悪くなることもあるので気をつけて下さい。

また、水分が不足すると逆に便秘の原因になったりもします。水+食物繊維とセットで多めに摂るようにしましょう。

クレアチン

クレアチンは筋肉の中で予備のエネルギータンクとして働き、強い筋力を長く持続させてくれるサプリメントです。

また、クレアチンの量は筋肉の量に比例するので、筋肉を大きく、太くするのにも有効だと言われています。

健康な生活を送りたい、というだけなら全く必要ありませんが、筋力が必要なスポーツをしている人には大きな効果をもたらしてくれるサプリメントです。

その他の機能性食品と抽出物

特に健康に良いとされる成分を食品や植物、動物から抽出したもので、イソフラボン、ポリフェノール、ウコン、コエンザイムなど種類は色々です。

それぞれに効果が異なるので、体に調子の悪い部分があると感じる方は食生活や生活スタイルを見直した上で、効果のありそうな物を摂取してみると良いでしょう。

ただし、目新しい成分が発見されると異常に割高な値段で売られていたり、ひどい物になると科学的に根拠の無い効果を宣伝文句に詐欺まがいの商品もかなり存在していますので、よく調べた上で購入するようにして下さい。

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