ビタミン欠乏症でこんな症状が

ビタミンが足りないと健康に悪影響がでるということは、何となく想像がつくと思います。

実際にビタミンの摂取量が極端に少なければ病気になることもありますし、もしも、病院で「ビタミン欠乏症ですね」と言われれば誰だって食事に気をつけるようになるでしょう。

でも、そんな極端な例はほんの一部。
食べるものに困る人がほとんどいない現代では、ビタミン欠乏は別の形で私たちの健康に影響してくるのです。

見えない恐怖、潜在性ビタミン欠乏症

「潜在性」と聞いて、何となくピンときたでしょうか?

そう。ビタミンというのは必要な量を摂れていなくても、いきなり倒れたり病気になったりするわけではないのです。

一体どうなるかというと「何となく体の具合が悪い」という程度の色々な形で健康に悪影響を与え始めます。

そして栄養学の知識がない限り、これが「ビタミン不足によるものだ!」と考えるのはかなり難しいのです。

例えば「筋トレ効果が出ない」「何となく疲れが抜けない」「運動するとスタミナ切れが早い」「寝つきが悪い」ということをすぐにビタミン欠乏症と結びつける人は少ないでしょう。

むしろ「疲れのせい」「ストレスのせい」「年のせい」と考えてしまうことの方が多いのではないかと思います。

原因が分かりにくいから、そのままにしてしまいがち。
時には間違った方法で解決しようとしてしまうのが潜在性ビタミン欠乏症の恐ろしいところです。

原因の「切り分け」が大事

もちろん、体の不調に繋がる原因というのはたくさんあるので、全てがビタミン不足のせいとは言えません。

ただ、不調の原因がビタミン不足にあると分かれば、それは必要なビタミンを摂ることで簡単に治すことができます。

逆にビタミンを十分摂っても症状が改善されないとなれば、それはそれでビタミン不足以外の原因にターゲットを絞れるようになるので大いに意味があることです。

問題を解決するためには、原因の切り分けが大切です

参考までに潜在性ビタミン欠乏症で起こる症状を紹介しておきましょう。
「もしかしたら・・・」と思う方は食生活を見なおしたり、サプリメントを摂るなどしてみてください。

ビタミンAの不足による症状

・皮膚や目が乾燥する
・ニキビができやすい
・暗い所で物が見えにくい

ビタミンB群の不足による症状

・疲れやすい
・体がだるい
・体がむくみやすい
・動悸、息切れが激しい
・口内炎ができやすい

ビタミンCの不足による症状

・疲れがなかなか取れない
・カゼをひきやすい

ビタミンEの不足による症状

・頭痛になりやすい
・生理痛がひどい
・体が冷えやすい
・シミ・ソバカスができやすい

ビタミンKの不足による症状

・貧血を起こしやすい
・寝つきが悪い

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