胸板を厚くする方法とは?

筋力トレーニングには外見をたくましくするという効果がありますが、その中でも厚い胸板というのは特にアピール度の高い部分の一つでしょう。

昔の研究所長のように、モヤシ体型のコンプレックスを克服したいと厚い胸板を熱望する人は多いはず・・・。
ということで今回は胸板を厚くする方法について考えてみたいと思います。

胸板の正体は大胸筋

胸板が厚いということは結局、胸の筋肉がよく発達しているということです。

人間の胸を大きく覆っているのは大胸筋という筋肉なので、胸をたくましくするにはこの筋肉を肥大させればいいわけです。

大胸筋が発達しているほど、「厚い胸板」になります

大胸筋を鍛える筋トレ種目は?

大胸筋を鍛える筋力トレーニング種目で最も有名かつ手軽なのは、何と言ってもプッシュアップ(腕立て伏せ)でしょう。

普通に行っても体重の60%くらいの負荷はかかりますから、筋トレ初心者であれば十分な強度になりますし、腕立て伏せをガンガンやり込むだけでも大胸筋の発達が実感できると思います。

普通の腕立て伏せで物足りなくなってきたら、「生活用品で筋トレ!」のページの「ソファで胸を鍛える」のように負荷が強くなる方法を試してみると良いでしょう。

ただし、本格的にマッチョな胸板を手に入れたい!というのであれば、腕立て伏せの回数を増やすだけでは不十分です。

経験を積んでからワンランク上の胸板を目指すなら、筋肥大に適した重さに設定できるようなペンチプレスや高重量のダンベルプレスを行うことをオススメします。

大胸筋の性質

大胸筋を鍛えればいい、というとダンベル・フライやバタフライ・マシンを使った方法をイメージする人が多いかもしれません。

バタフライ・マシン

確かにこれらは大胸筋を集中して鍛える事ができる筋力トレーニング種目です。

しかし、大胸筋はベンチプレスやプッシュアップなどの複合関節種目を行う時の方が、より大きな筋力を発揮できるという性質があります。

そのため、大胸筋の筋肥大を目指すのであれば、大胸筋だけを動かすダンベル・フライやバタフライ・マシンを使った方法よりも、ペンチプレスプッシュアップの方が効果的であることが多いのです。

ただしこれはあくまで一般論ですから、
「俺はダンベル・フライが一番胸に効くんだ!」
というような場合には、個人の適性を優先していいと思います。

脂肪の付き過ぎに注意

胸板の場合は割れた腹筋をつくる場合と違って、それほど皮下脂肪の厚さに注意する必要はありません。

むしろ多少は脂肪が乗っていた方が、服を着ている状態ではたくましく見えるかもしれません。

ただ、必要以上に脂肪が付いてしまうと、せっかく胸板が厚くなっても、なんとなく締まりのない体型になってしまうので、その点には注意してください。

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