低インシュリンダイエットは体に入った食物のエネルギーを体脂肪として蓄える働きがあるインシュリンというホルモンの分泌量を抑えることによって、体に脂肪が付きにくい状態をつくるダイエット方法です。
低インシュリンダイエットの原理と方法についてまとめてみましょう。
インシュリンは血液の中の糖分を細胞に取り込むことによって血糖値を調節し、余分な糖分を予備のエネルギー(体脂肪)として保存する働きがあります。
つまり、このインシュリンが沢山分泌されればされるほど、体に脂肪がつきやすい状態であるという事です。
それでは逆に、このインシュリンが分泌されないようにする事によって太りにくい状態をつくればいい・・・というのが低インシュリンダイエットの基本的な考え方です。
インシュリンは血糖値が上がった時に分泌されるわけですから、出来るだけ血糖値を上げないようにする事によってその分泌量を少なくすることが出来ます。
もちろん食事をすれば血糖値の上昇がゼロということはありませんが、食べ方や食べ物を調節することで、その上昇をある程度ゆるやかにする事が可能なのです。
同じカロリーを持つ食品同士であっても、成分に違いがあると血糖値の上がり方が大きく違う事が分かってきています。

例えば、ごはん(白米)と牛肉を比べた場合、同じ100キロカロリー分の分量を食べたとしても白米の方が短時間で血糖値が上がりやすい性質を持っています。
そして、それぞれの食品について血糖値の上がりやすさを数値化したものをGI値なのです。
GI値が高いほど血糖値が上がりやすい食品という事になり、ちなみに白米は84、牛肉は46ですから、白米の方がインシュリンの分泌量が増えやすいということがわかります。
低インシュリンダイエットでは、その食品のカロリーよりもGI値に注目して食事を管理します。
GI値という数値で考えると、今までカロリーが高くダイエットの時は避けるべきと言われていた肉料理や揚げ物などもある程度食べられる事になるので、食事の好みに合わせて低インシュリンダイエットを実践することで、好きな物を食べながらダイエットすることが可能になるというわけです。
ダイエットを続けて行く上でストレスは天敵ともいえる存在ですから、低インシュリンダイエットに関する知識は大きな味方になってくれるでしょう。
ただし、栄養摂取はバランスが第一なので、特定の低GI値食品だけに偏った食事にならないように注意しましょう。
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