こんな行動が感染症を広げてる

世界には色々な感染症がありますが、実際のところ空気感染する病気はあまりありません。

多くの場合は接触感染や飛沫感染。

つまり、ただ同じ場所にいるだけではうつるのではなく、唾液などの体液、排泄物や吐瀉物(吐いたもの)をから他の人にうつるものです。

実際には、咳やくしゃみによって唾液が他の人の体に付いたり、病気の人の吐瀉物などに触れることで感染する、と説明されます。

病原体と感染

ただ、この考え方には一つ、大きな落とし穴があるように思うんです。

「体液や排泄物などを通してしか感染しない」

こういう風に言われると、病気なんてそんなに簡単にはうつらないように思えてしまうんじゃないでしょうか?

つまり、直接そういうものに触れないかぎり、あまり危険がないようなイメージを持ってしまうのではないかということです。

でも実際には空気感染しない病気でも、あらゆるところに感染の危険はあると考えたほうがいいと思います。

その中でも、研究所長が特に見逃されがちだと感じているのが交差汚染と呼ばれるものです。

交差汚染というのは、
「汚染度の高いものと低いものに接触することによる汚染」
と定義されていますが、それだけだとちょっと分かりにくいので、具体的な例をあげて解説しましょう。

例えば、バッグを持ってどこかに出かけた時に、それを地面や床の上に抵抗なく置いてしまうという人は結構多いと思います。

ひどい人になると、スーパーのレジ袋をそのままトイレの床に置いてたりもする始末(苦笑)。

地面や床の上というのは、まさに感染源の宝庫です。

多くの人が靴の裏に人や動物の排泄物、体液の残りカスなどをくっつけて動き回っている場所ですからね。

そういう場所に荷物をポンと置いて、それを家に持って帰ってからテーブルの上に載せたりすれば・・・

あら不思議、いつもの食卓が超デンジャラスな感染源に早変わり、ということにもなりかねないわけです。

仮にテーブル上ではなく、椅子やソファの上に荷物を載せていたとしても、食事中に食事中にその場所を手で触ったりしたら意味がありません。

手をキレイに洗っていても病原体に感染する危険があります。

空気感染しないからと油断していると、そういう間接的な経路で病気にかかることも多いので要注意です。

外出した時は、荷物を地面などには置かないこと。

もちろん、地べたに直接触るのも避けたほうがいいでしょう。

家の中でも、外に持って出るものや洋服は一種の感染源だと考えるべきだと思います。

外から帰ってきた時は真っ先に手を洗い、病原体を家の中に広げないように注意してください。

手洗い

食事をする前には必ず手をきれいに洗って、椅子やテーブル、スマホなど、食器以外の場所に触るのは極力避けたほうがいいでしょう。

・・・というとちょっと厳しすぎるかもしれませんが、そうするのがベストということを知っておくだけでも、病気に感染するリスクは低くできると思います。

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