マスクで有酸素負荷アップ!

2月から4月は、スギ花粉の飛散時期にあたります。
そう考えると、花粉症の方々はやっとこさ花粉最盛期を乗り切りホッとしていることでしょう。

研究所長も花粉症体質ですが、目のかゆみや鼻水・くしゃみとの戦いは本当に集中力を低下させる厄介なものです。

しかし、花粉にも色々な種類がありますので、カモガヤ花粉など初夏に飛ぶものに対してアレルギーを持っている人にとっては、まだまだマスクが手放せないかも知れません。

さて、このマスクですが、有酸素運動を行う時に装着していると負荷が上がるということをご存知でしょうか?

マスクをしていて「息苦しい」と感じる経験は誰にでもあると思いますが、それもそのはず。
紙や布のフィルターを隔てるだけで、その部分を空気が通る時に生じる抵抗は結構大きいのです。

しかも、この抵抗は空気が素早く通り抜けようとすればするほど大きなものになります。

例えば、住宅の窓に使われている網戸は、そよ風程度ならそれほど「風を遮断する効果」はありません。

しかし、網がきちんと張られた状態で振り回してみると、大きな空気の抵抗を感じるでしょう。

マスクをして呼吸をすると同じ力で吸っているつもりても、肺に入ってくる空気の量は少なくなり、これが息苦しさの原因となります。

それでもリラックスしている時はまだいいのですが、速足であるいたり走ったりすると呼吸も激しくなってくるので、マスクの抵抗も増して息苦しさは加速度的に大きくなっていきます。

だから花粉症の人は無理をしてマスクをして外で運動したりしないで、5月になって花粉の量が落ち着くまで室内トレーニングを行うのが得策と言えるでしょう。

特にダイエットが目的である場合はたくさん酸素を取り込んで長い時間運動した方が効果的ですので、無理をして苦しい思いをしても効果が増すわけではありません。

ただし、心肺機能に負荷をかけてスタミナを増強したい!というスポーツマン指向の人は、あえてマスクをして運動する事でより自分を厳しい環境に置くのも一つの方法です。

効果のほどは定かではありませんが、より少ない酸素量で運動しようとするわけですから、マラソン選手が行う高地トレーニングのように(原理は異なりますが)少ないトレーニング量で持久力をアップさせるには有効な手段だと思います。

また、空気の汚れた場所で運動するような場合には、マスクが有害な物質から呼吸器官を保護してくれるでしょう。

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