仮想ドーピングオリンピック

当たり前の話ですが、オリンピックや競技会などの公式試合でドーピングしていることがバレたら、即失格となります。
下手をするとしばらくの間出場停止になったり、選手生命が絶たれてしまうこともあるでしょう。

さらに、禁止薬物というのは合法的に手に入れる事が難しい場合が多いですから、スポーツマンシップに反するというだけでなく、場合によっては犯罪者になってしまうかもしれません。

しかし、それはあくまでも現実世界の話。
仮想世界なら、筋肉増強剤や興奮剤を使っても、実際的な問題はありません。

というわけで、ドーピング選手育成シミュレーションという内容のゲームを開発するというのはどうでしょう?

プレイヤーは研究者兼トレーナーとなり、遺伝子操作からホルモン剤、ステロイドの投与から血液ドーピングなど、あらゆる技術を駆使して選手の能力をアップさせるのです。

今は生体の代謝機能をコンピュータで再現する研究も進んでいますから、人体をコンピュータの中に再現し、薬物の効果をシミュレートすることも(簡易的には)可能でしょう。

例えば、体の筋肉組織が短距離走にものすごく特化していて、従来の選手の2倍くらいの太さの脚を持つ選手なんかが登場したりするわけです。
で、興奮剤を投与すれば100mを5秒くらいで走りきる事ができるけれど、その後に力尽きて倒れてしまう(笑)。

あるいは、腕が5本も6本も本あるレスリング選手が登場する可能性もあります。
仰向けに倒れてもたくさんの腕で相手を押しのけることができるので、完全な形でフォールするのはまず不可能です・・・って流石にこれはルールで禁止しなきゃいけないかもしれませんが(笑)

リアルに再現すると残酷すぎたり、倫理上の問題もあるかもしれませんが、半分モンスター育成ゲームのような感じで作れば、意外と面白いものが出来上がるのではないでしょうか。

ある意味では「薬物や遺伝子操作などの技術は安易に使うと危険」という教訓にもなるかもしれませんし・・・。

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