アルコールに強い人・弱い人

人間は一人ひとり体質が微妙に(時には極端に)違います。

背の大きな人がいれば小さな人がいるように、足の大きな人がいれば小さな人がいるように、食べ物や薬品などに対する体の反応も色々です。

そんな「個人差」の中でも、日常生活でよく感じるものの一つが、アルコール(お酒)に強いとか弱いというものです。

未成年の時はどうでもいい話ですが、大人になると人付き合いをする上でけっこう重要な要素になってくることがあります。
大人(特にオジサマ)は、会社で飲み会や冠婚葬祭など、色々な行事でお酒を飲みたがりますからね(笑)

「飲みニケーション」なんて言葉もあるくらいですから、場合によっては出世に影響してくるなんてことも無いとは言えません。

しかし、アルコールに関しては、水のように飲める人がいる反面、ちょっと飲んだだけで吐きそうになる人もいます。

そして、普段から筋トレをしている人なんかは、「努力で何とかなる。トレーニングだ」と、自分の弱点を克服するために闘志を燃やしたりするかも知れません。

でも、ちょっと待って下さい。
実は、アルコールを分解する能力というのは、鍛えてもあまりアップしないのです。

いや、実際はある程度アップするんですが、筋力のように貧弱だった人がマッチョになるというように大きく変わるのは無理ということです。

アルコールの分解能力というのは、どんなに鍛えても元々持っている能力が一定の割合で伸びるだけ。
例えば、アルコール分解能力が100の人は、もともとの1.5倍の150までなら伸びる、という感じです。

そして、一部の人はアルコールの分解能力が恐ろしく低いのです。
強い人を100とすると、1くらいしか分解できない。

こういう人は、どんなに鍛えても1が1.5くらいになるだけで、まさに「焼け石に水」です。

統計によると、日本人の7%(だったと思う)くらいがこんな体質だと言われています。

そんな人がアルコールの分解能力を鍛えようとするのは、筋トレで言えば小指一本で200kgのバーベルを持ち上げようとするようなもの。

まず目標は達成できないでしょうし、無理をすれば体を壊すのでやめておいた方がいいでしょう。

ちなみに研究所長もアルコールに極端に弱いタイプの一人。
注射するときのアルコール消毒だけでも、腕が真っ赤になる悲しい体質です。

もしも研究所長に、
「一杯どうですか?」
と誘われたら、その「一杯」はプロテインシェイクの事だと考えて間違いありません(笑)

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