警察の人に指紋を取られました。
男性はよく、女性に自分の経歴を語るときに
「俺も昔は悪かったんだよね」
と言うそうです。
“ワイルドな俺だったけど、今は丸くなったぜ”
そんなキャラが女性にモテるというイメージがあるのかもしれません。
かく言う研究所長も、小学生の時に酒気帯びをやったとか、15歳で禁煙を決意したなど、昔の武勇伝(?)を嬉々としてこの日誌で公開しているわけですが(笑)
今回はさらに調子にのって、警察の人に指紋を採取されたときの話を書きたいと思います。
もう何年も前になりますが、研究所長が外回りの仕事を済ませて会社に帰ると、事務所の前でなぜか人が騒いでいました。
いつもは閉まっている入り口の扉が開けっ放しになっていて、人が慌ただしく出入りしているのです。
しかも、社内の人だけではなく、同じビルの別の会社の人までが集まって、ガヤガヤと騒いでいるという状態。
さらに、事務所に入ってみると・・・なんと窓ガラスの割られた後が!!
そうです。
会社のビルがいわゆる空き巣にあったのです。
幸い研究所長が勤めていた会社には金目の物が無かったため、ガラス以外の被害はありませんでした。
その後、ビルの人の通報により警察の人達がやってきて、テレビドラマでよく見る鑑識の制服を着た人たちが、足跡や指紋の採取などを始めました。
警察の方の話によると、どうやら窓際から侵入した犯人は、ベランダの柵を乗り越えるときに何度か滑り落ちそうになったようです。
その結果、装着していた(と思われる)手袋がずれて、多数の指紋を柵の表面に残しているとのことでした。
この犯人はたぶん、広背筋の鍛え方が足りなかったんでしょう(笑)
あるいは前腕の鍛え方が足りなくて、指の力が先にバテたのかもしれません。
そんな事を考えながら、研究所長は指紋採取の様子を見ていたところ、鑑識の方から
「すみませんが、指紋を採取させてください」
とのお言葉が。
一瞬、あまりにもジロジロ見ていたために容疑者にされたのかと思い、
「いや、私なら懸垂で体を鍛えてますから、あんなヘマはしませんよ。」
と反論しそうになりましたが、そうではありませんでした。
何でも、色々な場所に残った指紋から犯人のものだけを炙り出すためには、従業員の指紋を除外して考える必要があるんだそうです。
ちなみに指紋を取る時は、朱肉のようなインク類を使うわけではなく、タブレットPCくらいの大きさの特殊な板のようなものに「手を押し当ててください」と言われただけでした。
そして・・・その数週間後、風の噂で空き巣犯が捕まったという話を聞きました。
犯罪を上手くやってのけるにも、最低限の筋力は必要なんでしょうね(笑)
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