朝食は食べるべき?抜くべき?

私が勤めている某会社のオフィスでは、出勤してからサンドイッチやおにぎり、パンなどで朝食を摂りながら仕事をしている人をチラホラ見かけます。

私は家で食べてから出勤するので職場で朝食を食べる事はありませんが、中には家で朝食を済ませ、さらに会社でも食べているという大食漢もいるんですよね(笑)

さて、一昔前は朝食をしっかり摂ることは健康の基本と言われていましたが、最近では「朝食を抜く事で健康になれる」という考えを提唱する専門家もいるようです。

朝食

主な根拠としては、次のような理由があります。

3食きちんと食べる=健康というのは間違いである

これは3食たべて肥満になるくらいなら、朝食を抜いて食べる量を減らす方がよほど健康的だという主張です。
夕食は習慣的に減らしにくいという人が多いので、ならば朝食を抜こうという発想のようです。

朝は栄養摂取よりも排泄に適した時間である

朝食を食べてしまうと、前の日に食べたものが完全に排泄されにくくなる傾向にある。
朝は飲み物くらいに留めて体内の食べカスをなくしてから新たに栄養を摂取すべきという主張です。

これに対して、大脳生理学など特に脳と血糖値の関係に注目している専門家の間からは、
脳はある程度の血糖値が確保されないと働きが鈍る
寝ている間にも栄養は消費されるため、前日に摂った栄養だけでは朝方の脳の働きに必要なエネルギーを確保できない
というような反論も根強く存在しています。

この論争に対して、肉体改造という観点からはどちらを選択するべきでしょうか?

私はやはり、目的と体質に合わせて選択するのが良いのではないかと思います。

例えば筋肉を増やす事を目的とした増量期間にある場合は朝食を摂るべきでしょう。

朝にあるていどの栄養を摂らないと体が異化、つまり痩せていく方向に傾きやすくなるからです。

逆にダイエットを優先させるのであれば、朝は水分補給を十分に行った上で更に強度の低い有酸素運動を行うのも良い方法だと思います。

また、体質に合わせるという意味では自分自身の消化器官のリズムを把握しておく事も必要になってくるでしょう。
食物を食べてから排泄される時間にも大きな個人差があると考えられるからです。

食べ物を体に取り込むことが消化器官への刺激となって排泄が促される場合もありますから、体質によっては朝食を食べないと便秘になる、なんていうこともあるでしょう。

まあ、最終的には「体重を増やしたい時以外に自分の体で試してみる」というのが結論になってしまいますね^^;

専門家の話によると1週間程度試してみても体に馴染まないと感じたときは、「朝食抜き健康法」に適さない体質と言えるそうです。

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