少年マンガとトンデモ理論

少年マンガには、スポーツや格闘技をテーマにしたものがたくさんあります。

研究所長も子供のころは、ドラえもんでのび太君のご両親がいうところの「ためになる本」には目もくれず、読み物といえばもっぱら少年マンガでした。
だから、マンガが人の人生に与える影響はとても大きいと思っています。

マンガの主人公に憧れてスポーツを始めたり、中にはマンガの中の登場人物が行っている「特訓」を真似してみたりする人もいるでしょう。

しかしどういうわけか、少年マンガには科学や運動生理学を全く無視したとんでもない理論やトレーニング法が登場するのです。

古い話ではマンガ「巨人の星」などで行われていた「うさぎ跳び」も現代の運動生理学では危険で効果の出ないトレーニング方法とされていますが、当時はうさぎ跳びが一般的なトレーニング法として行われていたことを考えると、これに関しては仕方の無いことでしょう。

ちょっと困るのは、既に一般的になっている事実と大きくかけ離れた独自の理論が展開されている場合です。

過去の実例をご紹介しましょう。

尚、研究所長の記憶に頼っている部分がありますので、内容の詳細については実際の作品と微妙に異なっている場合があります。また、作品の批判が目的ではないので具体的な作品名についても敢えて記載していません。悪しからずご了承下さい。

 

・「赤筋は柔軟で瞬発力がある」という説を展開する競輪マンガ

某競輪選手の成長をテーマとした少年マンガでは、赤筋(遅筋)は特別な素質を持つ人だけが有しているスーパー筋肉として紹介されていました。
なんでも赤い筋肉は柔軟性がとても高く、パワーも抜群なんだそうです。

主人公はこのスーパー赤筋の持ち主で、力を入れると脚の筋肉がはち切れんばかりに膨らんでいました。

・「鍛えられない筋肉」を紹介しているマラソンマンガ

マラソンをテーマとした某マンガでは、遅筋か速筋のどちらかを「生れつき量が決まっていて鍛えても増えない筋肉」もう一方を「トレーニングによって増やせる筋肉」と表現していました。
このマンガによると、スポーツの能力は「生れつき量が決まっていて鍛えても増えない筋肉」の量によって決まるそうです。

・「階段を下りる=ハードトレーニング」としている野球マンガ

某野球マンガの主人公は、エレベーターでビルの上まで上がって、階段をひたすら普通に下りるという事で脚の筋肉を鍛えていました。
なんでも、階段は上るよりも下りの方が体重と加速度がかかるため、楽に見えても実はハードな筋力トレーニングになるんだとか。

どの例も一応、現代のスポーツ理論に「カスってる」感じがしますが、どうもポイントがずれているような・・・。

まあ、マンガというのはあくまでフィクションの産物であり、著者の方も情報の正当性を保障しているものではない訳ですから、内容に関して「科学的な事実」に基づく事を求める研究所長のような考え方がむしろ間違っているのかもしれません(笑)

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