漫画やアニメの変な筋肉?

人間の筋肉の付き方には個人差がありますが、筋肉の構造は基本的にだれでも同じです。

先天的な障害や外科手術による変化などの場合を除けば、みんな上腕ニ頭筋は左右の腕に一つずつで、上腕三頭筋は馬のヒヅメの形、ふくらはぎには下腿三頭筋があるのが解剖学上の常識です。

しかし、この常識が通用しないところがあります。
それは漫画やアニメの世界です。

当たり前の話ですが、絵やCGの世界では、いくらでも現実に存在しないものを描く事ができます。

それが想像の世界の最大のメリットではあるのですが、逆に知らない部分を想像で補ってしまうため、リアリティが欠如してしまうというリスクもあります。

恐らくスポーツや医学に深く関わっている人を除けば、筋肉の正確な形や機能なんてほとんどの人は知らないでしょう。
筋肉が縮む時に太くなって力を発揮するとか、どことどこで骨格に繋がっているとか、そんな事を知っているのは一部の筋肉マニアくらいのものだと思います(笑)

だから、漫画家やアニメーターの人が作画をするときは、人間の筋肉の構造がわかるような資料を参考にして描かないと、現実にはありえないおかしな筋肉が出来上がってしまうこともよくあります。

力こぶがやたらと盛り上がっている割に骨格と筋肉をつなぐ腱が見えない腕とか、腕をいくら動かしても厚さや形がまったく変わらない大胸筋とか・・・

そういえば「万能の天才」として有名なあのレオナルド・ダヴィンチは、画を描く時にモデルとなる人物の骨格から書き始めていたという話を聞いたことがありますが、そういう細かい作業が後世に残る芸術を支えているかもしれません。

もっとも、こんな事に気付くのも、一部の筋肉マニアだけなのかもしれませんが・・・

ところで、欧米では体をたくましく見せようと胸にシリコンを埋め込んだりする人もいるようですが、実はこれも筋肉マニアからは簡単に見分けが付きます。

たとえば、腕を横に大きく広げれば腕と繋がっている本物の大胸筋は引き伸ばされて、いわゆる「胸板」の部分は薄くなります。
しかしシリコンで厚くなったニセモノの筋肉は、入れたときの形のまま変わらないのでバレバレです。

やはり本当にリアルな人間の絵を描くためには人体の構造をある程度知っておく必要があるし、本当の肉体美を得るためには地道な努力が必要と言う事に落ち着いてしまうのでしょう。

どんな分野でも、楽して結果は得られませんね^^;

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