食欲と肥満と人類の進化

動物というのは、ほぼ例外なく「食いしん坊」です。

中にはペットとして飼われていて、必要以上に食べ物が与えられているために好き嫌いの激しい動物もいたりしますが、自然界から見ればそういうペットは特殊な例でしょう。

大抵の場合、
目の前に食べるものがある=とにかくまず食べる
という行動パターンを持っている事が多いです。

例えば、イヌに食べ物を大量に与えると満腹になっても更に食べ、場合によっては吐いてしまうまで食べつづけたりします。
ハムスターやネズミなどの小動物に至っては、目の前に口に入りそうなものがあったらまず口に入れてみる。
で、「食べ物じゃなかったら吐き出せばいいや」くらいの勢いです(笑)

なぜ動物はこうも食べ物に執着するのか。

それはやはり、自然界において食べ物にありつくのがとても難しかったからでしょう。

例えばどこかの山の中や無人島などで遭難したとして、はじめに問題になるのが飲み水や食料の確保でしょう。
これは、ナイフな釣り竿といったような道具を持っている場合でさえ、かなり難しいと思います。
自然が豊富な場所でさえ、生命維持に必要な栄養を確保するのは至難のわざです。

色々な作業が高度に効率化された現代社会では、1時間くらい働けば食べ物を買うのに十分なお金を得ることができます。
そしてお金が手に入ったらあとは簡単。その辺のお店で好きな物を買って食べるだけです。

しかし、このように食料が簡単に手に入るようになったのは、せいぜいここ数百年程度の話でしょう。

これに対して、世界最古の人類が存在したのが300万年くらい前だそうです。
つまり、少なく見積もっても人類は種が誕生してからの時間の99.9%を飢えと戦いながら過ごしてきたわけです。

そういうわけで、我々が「ダイエットしなくちゃ」と思っていてもついつい食べてしまうのは、仕方のない事なのかもしれません。

でも、人類が滅亡せずにこのままずっと生き続けたら、食欲をコントロールして健康体を維持できる人が優先的に生き残り、食欲に負けない新人類が誕生する可能性だってありますよね。

・・・いや、もしかしたら食欲を克服する前に食べても太らない食べ物や、健康的に痩せられる薬が先に開発されて、相変わらず欲望に負けっぱなしの新人類が誕生するだけでしょうか・・・?

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