尾てい骨は進化のなごり

誰でも聞いたことがあると思いますが、人間のお尻の部分には尾てい骨という骨があります。

解剖学的に言うと私たちがあいまいに「尾てい骨」と読んでいるのは仙骨という部分だったり尾骨という部分だったりするのですが、話を分かりやすくするために「尾てい骨」と呼ぶ事にしましょう。

さて、この尾てい骨ですが、専門用語で言うと「痕跡器官」と言ってその名のとおり尻尾の骨、つまり人間が進化する前に尻尾を持っていた頃のなごりだと言われいます。

位置としては背骨の下の端っこにあるので、背中を丸めてお尻の割れ目のちょっと上のほうを触ってみると、ゴツゴツとした感触でその存在が確認できるでしょう。

で、驚くべき事に尾てい骨は、人によってその数が違うのです。

生れつきの障害などを別にすれば、ほとんどの骨の数は人類みな同じ。
でもこの尾てい骨の数は、人によって3~6個と、かなりの差があるらしい。

特に多いからといって体の機能が優れていたり、少ないからといって不便があるわけではないようなので、普通は「あなたの尾てい骨は3つです。」なんて診断されることは無いでしょう。

しかし、尾てい骨自体が「進化のなごり」だとすると、
尾てい骨が多い=進化する前の人類に近い
なんて短絡的に考えてしまうのが人情というものです(笑)

尾てい骨の数が多ければ、背骨もそれだけ長くなる可能性がありますから、もしかしたら座高や足の長さとも関係があるかもしれません。

話は変わりますが、耳を動かす筋肉「動耳筋」も痕跡器官の一つだそうです。

よく犬なんかが耳をパタパタ動かす事がありますが、そのなごりというわけですね。
これがよく発達している人は、自分の意志で耳をピクピク動かすことができます。

このような痕跡器官の一覧を作って、自分の体をチェックしてみたら面白そうですね。

ちなみに研究所長は座高が高く、耳も器用に動かせるので・・・まだあまり進化できていない人間ということになると思います(涙)

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