風変わりな筋トレマシンに出会った話

もうずいぶんと前の話になりますが、ある郊外のリサイクルショップに行ったときの話です。

引っ越しで不要になった家具を売りに行っただけなのですが、別に欲しくもないのに筋トレやダイエットの器具を物色してしまうのがマニアックな人間の性というもの。
そして恐らく、たくさんの人々が挫折した証のようなたくさんのフィットネス器具の中から、ひときわ異彩を放つ筋トレマシンを見つけたのです。

形としてはこういうタイプのマシンでした。

全体的な形としては、ベンチプレスやバタフライ・エクササイズなどを行えるような複合型の筋トレマシンなのですが、何かがおかしい。

よくよく見てみると、そのマシンには運動に負荷をかけるためのウェイトが装備されていない。
つまり、ドアの蝶番(ちょうつがい)のように、軽く押しただけでスイスイ動いてしまうという状態になっているのです。

細かいところまで調べてみても、ウェイトプレートはおろか、油圧シリンダーのようなものもゴムのチューブのようなものも見当たりません。
一体これでどうやって体を鍛えればいいというのか・・・。

そう思っていたところ、そのマシンの下の箱に、何やら黒い物体が入っているのを見つけました。

「もしかしたらこの物体に秘密があるのかもしれない」
ワクワクしながら中身を取り出してみると、出てきたのは楕円形の物体。
ちょうど特大の草履(ぞうり)のような、ゴムの板でした。

さらに両端には、直径2センチくらいの穴が空いています。
一体これは何につかうのか?

研究所長の頭は「?」マークで満たされましたが、そのゴムぞうりの表面をよく見たとき、すべてを悟ったのです。

5kg

確かにそう書いてありました。

そう、そのゴムぞうりはマシンに負荷をかけるためのものだったのです。
両端の穴をマシンの突起に引っ掛けると、バーを動かそうとした時にゴムの力が抵抗してくるという仕組みというわけです。

実際に手でゴムぞうりを引っ張ってみましたが、ほとんど柔軟性がない本当にぞうりのようなゴムなんですよ(笑)

試したわけではありませんがそれをマシンにセットしても、なにせ厚いゴムの板ですから、トレーニングチューブのような安定した負荷は得られないと思います。

押すとちょっとだけ動いて、力を抜くとバチン!と元に戻るという異様な動きのトレーニングになってしまうことでしょう。

どれくらいゴムが伸びた時の負荷が5kgなのか?
どんなトレーニングのために開発されたものなのか?
その辺はさっぱり分かりませんが、もしも何も知らない初心者トレーニーが「今日から体を鍛えるぞ!」と通信販売などで購入したものだったとしたら、かなり戸惑った事でしょう・・・。

少し切ない気持ちになった休日の午後でした(ーoー)

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