筋トレ的「赤ずきん」

昔々、あるところに赤いビロードの頭巾が似合う「赤ずきんちゃん」と呼ばれている女の子がいました。

ある日のこと、お母さんは赤ずきんちゃんに言いました。

「赤ずきんや、寝込んでいるおばあちゃんのところにお見舞いに行ってくれるかい?お前が行けばおばあちゃんも元気になると思うから。」
「はい、お母さん。私も久しぶりにおばあちゃんに会いたいわ」
「それじゃあ、この鶏肉と、上等なアミノ酸ドリンクを一本持っておいき」

お母さんは赤ずきんちゃんが心配でしたが、残念ながら用事があって一緒に行けなかったのです。

「途中の道ではオオカミに用心するのですよ。オオカミは悪知恵を持っているから、話し掛けられても知らん顔しているのですよ。」
「はい、お母さん。心配しないで。」

そう言って赤ずきんちゃんは出て行きました。

しかし森の中を赤ずきんがスキップしながら歩いていると、そこへさっそくオオカミが現れたのです。
「こんにちは。赤ずきんちゃん。一人でどこへ行くの?」

オオカミはニコニコしながら、赤ずきんに話しかけました。

赤ずきんちゃんは親しそうに話し掛けてくるオオカミに、つい返事をしてしまいました。

「こんにちは、オオカミさん。今からおばあちゃんのところにお見舞いに行くの。」
「なるほど、えらいね。おばあちゃんの家はどこなの?」
「ここから森の奥に向かって15分くらいのところよ」

オオカミは先回りしておばあちゃんを食べてしまおうと、あかずきんちゃんに言いました。

「赤ずきんちゃん。おばあさんの家にいく前に、花をつんでいったらどうかな?きっと喜ぶよ」
「そうね、そうするわ。オオカミさんありがとう。」

赤ずきんちゃんと別れたオオカミは、そのまままっすぐ、おばあちゃんの家へ行きました。

赤ずきんちゃんは、寄り道して花をつんで、それからおばあちゃんの家へ行きました。

あかずきんちゃんがおばあちゃんの家に行ってみると、なぜか入り口の戸が空いています。
留守なのかと思いましたが、部屋に入ってみるとおばあちゃんは奥のベッドに寝ていました。

「こんにちは、おばあちゃん」
「よく来たね、あかずきんちゃん」

おばあちゃんは返事をしてくれましたが、いつもと何だか様子が違います。
(病気で体がおかしくなってしまったのかしら?)

あかずきんちゃんはベッドに近づいておばあちゃんにたずねました。

「おばあちゃん、おばあちゃんの腕は、ずいぶんと太いのね」
「そうよ。お前としっかり手をつなげるように前腕を鍛えたからね」

「それに、背中が広くて大きくて、なんだか怖いわ」
「怖がる事はないよ。お前を強く抱きよせるために広背筋を発達させただけだから」

「それに、おばあちゃんの脚の太いこと。前からこんなに太かったかしら?」
「そうだよ、お前をずっとおんぶできるように、スクワットで鍛えに鍛えたんだよ」

「うれしいわ、ところでおばあちゃん。さっき森の中でオオカミに会ったの。うっかり場所を教えちゃったんだけどここに来なかった?」
「ああ、そういえばさっき来たけどね。ぶん殴って蹴っ飛ばして、首を締めて気絶させてから裏庭に放り出しておいたのよ。まったく、年寄りだからってトレーニーを甘く見るから痛い目にあうんだよ。」

「さすがね!おばあちゃん。体はもう大丈夫なの?」
「ああ、ただの筋肉痛だったからね。さて、いっしょにその鶏肉でも食べようかね。」

追記
猟師さんの出番がなくてゴメンなさい(by研究所長)

【告知】
ただいま、当研究所ではメルマガの読者さんを募集しています。
色々な特典を考えていますので、ぜひご参加ください^^
読者登録はこちらから

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP