コワモテな人の筋力

「人は見た目が9割」なんていう本がありましたが、確かに人間は、普段の生活の中で人を見た目で判断している部分がかなりあると思います。

例えば知らない人に話し掛けるとしても、やっぱり悪役商会のタレントさんみたいな人には何となく話し掛けづらいと思うのが普通でしょう(笑)

おっかない顔をしている人が中身までそうであるとは決して言えないのですが、やっぱり第一印象として外見は重要で、特に研究所長のようなヘタレは本能的に怖いと思ってしまうわけです。

何と言うか「見えない力関係」みたいなのがあるんですよね。

しかし、スポーツジムなどに行くと、また違った力関係を見ることができるのが面白いところです。
何と言っても、ジムで「見えない力関係」を決めるのは体力や筋力などの運動能力ですから、ちょっと見ていれば相手の能力が自分より上か下かということはすぐにわかります。

金髪にピアスのヤンキーお兄さんでも、トレーニング初心者だと何となく弱そうに見えるし、小柄で温和な顔をした大人しそうなおじさんでもマッチョだと上級者のオーラで一目置かれる、それがスポーツジムの不思議な上下関係なのです。

以前に研究所長の近所の体育館にあんまり素行の良く無さそうな高校生の集団が入ってきて、マシンやダンベルなどで遊んでいたことがあった(らしい)のですが、そのジムの主と化している50代くらいのマッチョなおじさんが一喝したところ、捨て台詞すら言わずにスゴスゴと退散していった、という話をジム仲間から聞いたことがあります。

特に男性の場合は動物的な上下関係に非常に敏感ですから、自然と実力に応じた上下関係を意識するようになる・・・ということなのかもしれません。

ちなみにそのおじさんは普段はとても陽気にトレーニングをしていて、使用中のマシンを使いたくて待っていると「よし、交代で一緒に使おうか」と声をかけてくれるようなタイプの人でした。

トレーニーたるもの、威圧的な態度をとったり力を自慢したりしなくても周りから自然に強いと自然に認められる、そんな人間になりたいものですね。

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