献血ダイエット?

肥満が一種の社会問題となりつつあるようなこの世の中では、単にダイエットに関心を持っている人が多いというだけでなく、あらゆる方法について「これもダイエットになるのでは?」という発想が生まれてくるようです。

だからこそ、カラオケボックスでは自分が選んだ曲を歌い切った場合のカロリーを表示してくれるものがあったりするのでしょう。

先日などはネットサーフィンをしていた時に、なんと献血ダイエットという言葉を見つけてしまいました^^;

いきなり「献血ダイエット」と言われてもイマイチどんな方法化か分からないという人も多いかと思いますが、要は血液を抜くことによってその分だけ痩せようというわけです。
まさに「その発想は無かった・・・」という感じです(笑)

確かに、献血によって血液を抜けば、その分だけは確実に痩せるでしょう。
400mL献血なら約400g程度、200mL献血なら200g程度は体重が減りますし、減った分の血液を合成するために色々な栄養が使われるはずです。

しかし、献血は体への負担が大きいので、そんなにしょっちゅう行えるわけではありません。
最低でも2週間程度空けてからでないと血液を抜くことはできないので、「献血だけで1ヶ月に○○kg痩せる」なんていうことはとても不可能です。

だから最大の頻度で一生懸命献血を行っても、ダイエットにとっては「スズメの涙」程度の効果しか得られないでしょう。

さらに、リバウンドなどを防止しながらきちんとダイエットをするには、必要な栄養素はしっかり確保し、余分な栄養素の摂取をできるだけ摂らないようにすることが重要ですが、献血によって失われるのは血液ですから、思いっきり「体にとって必要な栄養素」の方です。

2週間に一度くらいであれば体に大きな影響は無いとはいっても、厳密に言えば献血は無理な食事制限と同じように間違ったダイエットに分類されると言えるでしょう。

ダイエットを志す人は血を抜いて痩せようなどと病的な事を考えたりしないで、当研究所の提唱する正しいダイエットを実行することをおススメします。

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