肝油ドロップの話

最近はテレビをつけていてもサプリメントのCMを見かけることが珍しく無くなりましたが、研究所長が子供の頃は「サプリメント」という言葉自体がほとんど知られていない時代でした。

恐らくビタミンやミネラルを補給するための錠剤は、「栄養剤」などと呼ばれることの方が一般的だった時代。
そんな子供時代を今思い返してみると、初めて食べたサプリメントは学校給食の時に配られる「肝油ドロップ」だったような気がします。

肝油というのは、元々は魚類の肝臓から取れる脂溶性ビタミンを抽出して液状にしたもので、さらにこれを甘く味付けして飴のように加工したのが肝油ドロップ。

ドロップというと普通の飴っぽい名前ですが、外側は適度に硬く、噛むと中からちょっと固めのゼリー状の甘い部分が溶け出してきてとても美味しい。
研究所長が小さかった頃は一部の幼稚園や学校などで、この肝油ドロップが給食の時に配られていました。

とっても美味しい肝油ドロップ。

しかし、その実態は脂溶性ビタミンのサプリメントなので、大量には配られません。
ほとんどの場合は一人に一粒。
普通の飴よりも小さなドロップが一粒だけです。

物の価値は、その稀少性(手に入りにくい)ということに比例しますから、
「ドロップの一粒は黄金の一粒」
当時の私たち幼児にとっては、まさにそんな存在だったのです。

もちろん、当時の食糧事情が貧しかったかといえば、決してそんな事はありません。

ウィキペディアを見ると肝油ドロップは「太平洋戦争後には、学校給食などの栄養補助として?」何て書かれていますが、米軍のジープを追いかけて「ギブミー、チョコレート!」なんて言った記憶も無いですし、今と同じように色々なお菓子を食べる機会もたくさんありました。

しかし、幼稚園や学校のような「公共の場」で配られる肝油ドロップには、やはり大きな価値があったのです。

先生の目を盗んで肝油ドロップを賭けたギャンブル(主にジャンケンなど)が行われたり、何日もの肝油ドロップをペンケースなどに溜め込んだ肝油ドロップ長者(これは不衛生ですが^^;)がいたりしたのも、今では良い思い出です。

ちなみにこの肝油ドロップ。
最近は教育機関で配られているという話こそ聞かないものの、新しいパッケージとなって今でも売られているようです。

今では色々な種類のある肝油ドロップ。

30代以上の「肝油ドロップ世代」の方々は、幼き日の思い出に浸るためのアイテムとして購入してみるのも楽しいかも知れません。

ただし、脂溶性ビタミンは摂りすぎれば体に異常が出ますから、「大人買い」はしても、「大人食い」することの無いようにご注意ください。

【告知】
ただいま、当研究所ではメルマガの読者さんを募集しています。
色々な特典を考えていますので、ぜひご参加ください^^
読者登録はこちらから

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)

このページの位置

>
PAGE TOP