ウイルスと細菌とバイ菌の違い

当たり前ですが、筋トレやダイエットを行うためには健康が第一、病気は大敵です。
中には「病気になったら痩せられて都合がいい」なんていう人もいるようですが、本当に病気になってしまったら、筋肉や体力が落ちてロクな事がありません。
ヘタをすると、ダイエットしてないのにリバウンドする可能性だってあります。

だからやっぱり本気で肉体改造に取り組むのなら、病気の予防にも気を使うべきでしょう。

さて、普通の人にとって身近な病気は風邪や食中毒などの感染症だと思いますが、これらは細菌やウイルスなどの微生物が病原体になります。

細菌とウイルス、バイ菌という言葉をテキトーに、言い換えれば混同して使っている人も多いようですが、生物学的に言うと、これらにはハッキリとした違いがあります。

言い換えるのなら、「細菌とウイルスとバイ菌」というのは、「パソコンとCDと入力機器」と言っているようなもので、それぞれ違う分類の存在なのです。

まず、細菌は一つの細胞で出来ていて、栄養さえあれば増えることができる小さな生物です。

大きさは種類にもよるが、数μ(マイクロ)メートルくらい。

次にウイルスは細胞を持っていない不思議な物体。
自分自身では動いたり何かを食べたりもできなければ子供も作れないので、生物ではないと考えている専門家もいます。

ウイルスが増えるためには、生物の細胞に寄生してコピーをつくってもらうしかありません。

大きさは大体ウイルスの数十分の一という超ミニサイズ。
普通の顕微鏡では見ることは不可能です。

最後にバイ菌ですが、これは一種類の生物ではなくカビ(黴:これをバイと読む)と菌(細菌のこと)を合わせた言葉。
つまりバイ菌=カビと細菌という意味です。

だから細かいことを言うと、
・バイ菌を完全に殺した状態とはいっても、ウイルスに感染しないとは限らない。
・細菌に効く「抗生物質」はウイルスには効果無し。
・抗菌加工がしてあるからといって、カビやウイルスまで防げるとは限らない。
・細菌を防げるマスクも、ウイルスを防げるとは限らない。
ということになるわけです。

病原体のことが話題になったときには、豆知識としてさりげなくひけらかしてみてください^^

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