宿泊施設とジムの関係

最近は、日本のホテルにもジム設備があるところが増えてきました。
宿泊中も普段と同じように体を動かせるようにと、サービスの一環なのでしょう。

確かに、軽く走ったり、ちょっと汗をかく程度なら、ホテルのジムも利用価値があるかも知れません。

しかし、トレーニーとしての視点で見ると・・・実に多くの不満が出てきます。
残念ながら、何年も筋トレを続けているトレーニーが満足に筋トレ出来るホテルジムに出会ったことが無いのです。

大抵の場合、設置してあるのはエアロバイクやランニングマシンと家庭用のマシンに毛が生えた程度のもの。

上級者トレーニーなら、
「これなら自重トレーニングのほうがマシだ」
と思うレベルの設備ばかりです。

以前、あるインド洋のリゾートに行った時などは、ジムがあると聞いて見に行ったら、子供のおもちゃみたいなプラスチックのウェイトとベンチが2台置いてあっただけで、とてもがっかりした思い出があります。
(しかも研究所長は20代後半であったにもかかわらず、子供と間違えられて怒られそうになりました(笑))

もちろん、本来は宿泊施設であるホテルに、スポーツジム並の設備を置けとは言いません。

パワーラックとかオリンピックバーベルなんかを置いても、ガッツリ利用する人はごく僅かでしょうし、ホテル側としてはお金と人手がかかるだけでしょう。

ただ問題なのは、事前に調べようと思ってもどんな設備があるかが分かりにくいということです。

ホテルのホームページの写真なんかを見ても、「充実のジム設備」と言う言葉と共にエアロバイクかなんかの写真が写っているだけ。
その設備がどの程度のもので、どれくらい本格的な筋トレが出来るかがさっぱりわからないのです。

既に書いたように申し訳程度の設備がほとんどですから、
「トレーニングマシンがあると書いてありますが、スミスマシンやレッグプレスマシンもありますか?
なんて聞いてホテルを選ぶというのも現実的ではありません。

いや、それどころか
「何ですかソレ?」
という反応が(言葉には出さないと思いますが)帰ってきて、回答を長い時間待たされたり、厄介者扱いされることになるでしょう。

どうかホテルの経営者の方々、ジム設備を用意する際には、そんなトレーニーのこだわりを理解してほしいと思います。

・・・というのはワガママですかねぇ?やっぱり・・・ーー;

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