寒稽古廃止案

主に日本の武道などで行われている風習の1つに、寒稽古というものがあります。
何をもって「寒稽古」と言うかについては考え方が分かれると思いますが、要するに寒い中で練習をするということですね。

過酷な環境で体を鍛えることによって、体だけではなく心の修行にもなるという事なのですが・・・

今回はこの寒稽古の廃止を提案したいと思います。

誤解の無いように言っておきますが、研究所長は寒稽古の全てがNGだと考えているわけではありません。

寒さが精神を鍛えるかどうかはさておき、人間はずっと快適な環境に身を置いていると、どうしても怠けぐせが付いてくるのは確かでしょう。
逆に、辛い環境でも努力して何かを達成できれば、精神も鍛えられると思います。

しかし、問題は肉体の修行と、精神の修行をごっちゃにしている点です。

人間の体は、寒くなると柔軟性が大きく低下します。
そんな中で激しく動き回れば、怪我のリスクは非常に大きくなるでしょう。

普段は「準備運動はしっかりやれ」と言いながら、「暖房を使うのは甘え」というのは、明らかに矛盾していると思います。

そもそも、「つらい」「苦しい」という状態を負荷にして心を鍛えるのなら、別に寒いところでなくても問題ないはずです。

空手だったら拳が痛くなるまでマキワラを叩いてもいいし、剣道なら手の皮がすり切れるまで素振りを繰り返してもいい。

運動負荷が肉体の限界に近づいてくれば、部屋の温度が快適でも十分に辛くて苦しい練習ができるでしょう。

逆に、寒さで心を鍛えたいのなら、何も体を動かす必要はありません。

怪我のリスクを取ってまで激しい運動をしなくても、滝に打たれて瞑想をするとか、手がかじかむ苦しさに耐えながら、延々と写経でもすればいいだけの話です。

というわけで21世紀のスポーツマンや武道家のみなさん、寒稽古という悪しき風習に「NO!」をつきつけて、より合理的に心と体を鍛えようではありませんか!

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