フレンチプレスでステキな朝食を(笑)

あらゆる分野には、それに関わっている人じゃないと分かりにくい専門用語というものがあります。

例えば、医学や科学の世界で「チューブ」とか「スピッツ」といったら、これは試験管のこと。
ゴルフ用語で「テンプラ」と言ったら、ミスショットで無意味にボールが跳ね上がってしまうことです。

これらの専門用語、聞いて意味が分からないなら話は簡単なのですが、場合によっては他のものと誤解されてしまうことがあるのが厄介ながらも面白いところです。

試験管の話をしているのに音楽の話に聞こえたり、ゴルフの話をしているのに食事のメニューについて話しているように聞こえたりするかも知れません(笑)

そんな紛らわしい用語の中でも、最近見つけたのが
フレンチプレス
です。

この記事を読んでくださっている方の多くは筋トレに関する知識が豊富でしょうから、フレンチプレス=上腕三頭筋を鍛える筋トレ種目と認識されていることでしょう。

トライセプス・エクステンションなどと呼ばれることもある、上半身を起こした姿勢で肘から先を動かし、ウェイトを頭上に高く上げる方法ですね。
色々な資料を見る限り、使っている道具がバーベルだったりダンベルだったりとバラバラのようです。

写真によっては両手で同時に行っていたり、または片腕だったりと色々なので、何をもって「フレンチプレス」と呼ぶのかについて厳密な決まりはないんでしょう。

しかし、フィットネスの世界を離れると、フレンチプレスとはこういうもののようです。

カフェなどで見かける道具ですね。

コーヒー豆の粉とお湯を入れて、金属の網でぎゅっと上から押しつぶすことで、コーヒー成分を抽出する道具がフレンチプレスということです。
こちらはフランスの家庭で広く使われているためにフレンチプレスと呼ばれているという説が有力です。

そして実は、生物学の世界にもフレンチプレスという道具があります。
実験室にあるフレンチプレスはホモジナイザー(物質を潰したり砕いたりして細かくする装置)の一種で、生物の細胞を分解して中身を取り出す時に使います。

多分、名前の由来はコーヒーを入れるフレンチプレスなんじゃないかと思います。

そうすると一番の謎は、筋トレ種目のフレンチプレスの名前の由来です。

コーヒーのフレンチプレスを使う時に、主に活躍する筋肉が上腕三頭筋だから・・・ということはないですよね?^^;

フランス人が好んで行なっていたのか、はたまた有名なフランスのトレーナーが考案したのか?
あるいは、フランス人は一般的に上腕三頭筋の力が強いのか?(笑)

ご存知方からの情報をお待ちしてます。m(__)m

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