測定機器が人間を狂わせる?

肉体改造に取り組んでいる人の多くは、自分の体型を色々な数値で管理していることが多いと思います。

身長や体重はもちろん、今は体脂肪率や基礎代謝量、筋肉量というような数値も、わりと簡単に測ることができるからです。

特にスポーツジムなどで体組成を測る機械を使っている場合は、体の部位別に筋肉の量を測定したり、内臓脂肪の量などを測定したりして、それを参考にしている人もいるようです。

自分の努力の成果を確認する上で、数値を出しておきたいという気持ちは非常によく分かります。

「体型が変わった気がする。」
「脚が引き締まってきたような感じがする。」
というのは「感覚」でしかありませんが、数値なら簡単に大小を比べることも可能です。

人に話をするときに、
「体脂肪率が10%減った。」
「筋肉量が1kg増えた。」
という風に具体的な数値を出せば、効果があったということが相手にも伝わりやすいでしょう。

しかし残念ながら、今の電気抵抗を中心とした体脂肪率、基礎代謝量などの測定技術は、まだまだ日々の努力の成果を確認するほどの精度にはなっていないと思います。

例えば体を適度に引き締めようとジムで筋トレをしている人の筋肉量が、数ヶ月で1kgも2kgも増えることは滅多にありません。

それに対して、電気抵抗を利用した筋肉量の測定では毎回数%の誤差が出ます。

そうすると、「1年ジムに通い続けたのに、なぜか筋肉量が減ってる・・・」というような結果がでることはよくあるのです。

研究所長は企業の研究室で実験機器のキャリブレーション(精度管理)をしていたことがあります。
そんな立場から言わせてもらうと、人間の体組成の変化というような微妙なものを、専門家でもないスポーツジムのスタッフが測ったとしても、その精度には限界があると思います。

せいぜい、10mくらい先に立っている人を見て「あの人の身長は○○センチくらいじゃないかな?」という程度に考えておくのが賢明ではないでしょうか。

「それなら、何を目安にすればいいの?」という疑問が生まれるかもしれませんが、それについてはまた別の記事に書きたいと思います。

【告知】
ただいま、当研究所ではメルマガの読者さんを募集しています。
色々な特典を考えていますので、ぜひご参加ください^^
読者登録はこちらから

※当サイトへのリンクを歓迎いたします。
(管理人へのご連絡は不要です)
PAGE TOP