レトリックに気をつけよう

研究所長である私は、仕事柄いろいろな広告や記事に目を通しています。
どんな技術が開発されたとか、どんな学説があるとか。

そういう情報を探しているわけです。

この辺だけを書くと、本当の研究所の所長みたいですね。
・・・いや、自分ではもちろんそう思ってるんですが(笑)

そんな中でも特に変化が激しいのが、どんな物が発売されたとか、どんなものが人気を集めているのかというような話です。

そして最近は、広告とレトリックの問題が気になるようになりました。
レトリックというのは簡単に言うと、表現を工夫することで強い印象を与えたり、印象を変えたりという言葉のテクニックです。

本来、レトリックというのは、文学的表現とか芸術の分野の言葉だったみたいですが、最近は「舌先三寸」みたいなペテン師のテクニック扱いをされていることもあります。

例えば、原発の問題で「ただちに健康に影響が出るものではない」っていう表現がよく出てきましたよね?

でも、「ただちに」がどれくらいの時間を表すのかは言ってない。
だからもしかしたら「10年後にガンになる可能性が10倍になる」としても、考え方によっては「ただちに影響はない」って解釈もできるわけです。

要するに「言い方の問題」ってことですね。

で、特にひどいと思ったのが、「成功率100%」みたいなダイエット関連の広告です。
普通、そんな表現をされたら「誰も失敗せずに痩せられる」という事を期待するでしょう。

しかし、これはそういう印象を与えるレトリック。

実際には、ハードな運動や食事制限を指導しておいて「この方法を守ってる限り絶対失敗しない」っていうことなんです。

そりゃそうでしょって話ですよね(??;

ちゃんとした運動や食事制限のメニューがあってそれを守れば、痩せるのは当たり前。
続けるのがツライからみんな挫折するんですから。

途中で続けられなくなってやめてる人がいるのに、指導法を守っていれば必ず成功できるから「成功率100%」

これはつまり、失敗した人を除外すれば成功率100%っていう話です。

今はネット通販などが発達して広告の競争も激しい時代になってきていると思います。

ある程度インパクトの強い言葉が求められるし、商売としてそういう事は避けられないのかも知れません。

でも、一時問題になった「消防署の方から来ました」って言って消火器を売りつける詐欺(消防署から来たように感じさせて、実際は消防署の方から歩いてきたという話)みたいになったら、それはもう「ダマしてる」と言われても仕方ないんじゃないでしょうか。

嘘とレトリックは紙一重。

何かを買ったりサービスを選ぶ時には十分気をつけたいものです。

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