筋力トレーニングやダイエットに使う器具は、効果が出そう・これなら続けられそうという期待感を呼び覚ますためか、しばしば大きな流行となります。
しかし、話題になっているからといってすぐに飛び付くのは得策ではありません。
今回はダイエット器具の流行と価格についての情報です。
腹筋を鍛えるための湾曲したパイプ。

筋肉に電気を流して筋肉を動かすEMS。

ひねりの動きが加わったステッパー。

などは記憶に新しいダイエット器具だと思います。
しかし流行があれば廃りもあるというもので、どんなに優れた器具であっても、その話題性・市場価値はいつまでも続くものではありません。
マーケティングの理論を応用すると大体の場合、商品の人気や価格は次のようなパターンで遷り変わっていくと考えられます。

魅力的な新製品というのは、ほぼ必ずといっていいほど目新しい、新鮮な要素をもっているものです。
例えばEMSなら「運動をしなくても筋肉を鍛えられる」というのが一番のセールスポイントでしょう。
こういった特長が人の目に止まると、それが流行の火種となります。
ユニークな製品は、消費者の間でも話題になりますし、CMもガンガン流されます。
これらの相乗効果で売上はどんどん増え商品人気は過熱、一時的に品薄状態になります。
手に入らないと欲しくなるのが人情というもので、オークションで定価以上の値がついたりするのもこの時期の特長です。
類似品や模倣品が続々と現れたりもします。
やがて増産体勢が整うと、品薄は解消されて商品は広く普及しはじめます。
希少価値が無くなり、値段も定価かそれより少し下くらいに落ち着いてくるでしょう。
この頃になると、在庫が沢山ある量販店などでは、意外なほど安く買えたりすることもあります。
残念ながら目新しい器具を使っても、ダイエットの成功率が飛躍的に上がるわけではありません。
結局はほとんどの人がドロップアウトし、いらなくなった器具を人にあげたり、中古品として売リ払ったりし始めるのもこの段階です。
結果として、値段はどんどん下がり始めます。
器具の名前を出すと、
「そういえば、そんなの流行ってたよよね(笑)」
なんて言われたりするようになり、商品が市場から少しずつ姿を消し始めます。
在庫を抱えているお店では、完全に原価割れの激安価格で販売されます。
目新しいダイエット器具を購入しても、ダイエットを本当に成功させるには地道な努力が必要なのです。
だから興味のある器具が市場に現れてもすぐに飛びついたりせず、できれば流行が去るまで待ってから購入した方が良いでしょう。
経済の世界には「人の行く裏に道あり、花の山」、つまり人と同じ行動をしないようにすることが利益になるという意味の言葉があるそうです。
無駄なお金を使わずに目標を達成できるのなら、それが一番賢い方法だと思いませんか?
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