記憶は体のどこにある?

以前に『マッスルメモリーとは?』というコンテンツを書いた事がありますが、これは一度鍛えた筋肉は長期の休養によって筋力・筋量が落ちてまっても、運動を再開した時に劇的にその力を取り戻すという現象を「記憶」と表現したものでした。

しかしもっとリアルな意味で、実際に脳以外の部分が記憶を持っているのでは?と考えさせられる事例が存在することをご存知でしょうか?

1988年のアメリカで、ある40代の女性が心臓と肺の移植手術を受けました。
ドナー、つまり臓器の提供者はバイク事故で亡くなった18歳の少年。

その後、移植を受けた女性は順調に回復したのですが、今まで食べなかったフライドチキンを突如食べ出したり、歩き方が男性的になったと家族に指摘されたりと、今までに無い体の変化が起こったそうです。

そして彼女の夢の中には、ある若い男性が登場して名前を名乗ります。

その後、彼女がドナーの名前を調べたところ、夢の中の男性とドナーの名前が一緒である事がわかり、さらに彼女が移植を受けてから好きになった食べ物は、そのドナーの好物であったことが分かった・・・という話です。

冷たい見方をすれば名前が一致したのは単なる偶然で、食べ物の好みや行動が変化したのは臓器の性能の変化など違う人間の組織を移植したことによるもの、あるいは投与されたり服用された薬による副作用が原因とも考えられるかもしれません。

もともと人間の体はその時の状態によって食べたいものが微妙に変化したり、体の成長や老化に合わせて好みが変わったりすることがあるのは周知の事実ですから、臓器の移植を受けたりすれば何らかの影響があることは十分考えられるでしょう。

しかし、医学的・現実的な考え方をしたとしても、「臓器に記憶がある」という事を完全に否定する事はできないと思います。

例えば「好み」と「性格」の境界線はどこにあるのでしょうか?
「○○が好き」という思考は物事の判断に影響を与えるでしょうから、両者を完全に分離して考える事は出来ないような気もします。

そうすると、人間の脳は内臓などが持っている何らかの情報と連携して知識や性格というものを形作っている、つまり内臓が記憶や性格の一部を担っていると考えることもできるでしょう。

だからきっと、我々トレーニーが日々鍛えている筋肉たちも、本当に記憶を持っているのです(笑)

そう考えると筋力トレーニングは筋肉を強くすると同時に「筋肉に記憶を刷り込む作業」とも言えるのかもしれません。

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