色々な筋力トレーニング種目を行ってみると、人によって苦手な種目、苦手な部位というのがどうしても出てくると思います。
「スクワットを行ってみても、どうも太ももに効いている気がしない」
「背中のトレーニング全般が苦手で、腕ばかり疲れてしまう」
しかし、正しいフォームを身につけた上である程度の経験を積めば、苦手な種目・苦手な部位についても解消できる可能性があることを知っておいて下さい。
大胸筋が発達したボディビルダーが、胸の筋肉をピクピク動かすパフォーマンスを見たことがないでしょうか?
あの「胸の筋肉だけを意識して動かす」という芸当は、彼らが特別器用だから出来るという訳ではなく、訓練によってほとんどの人が身につけられるものなのです。(実際に身に付けたいかどうかは、とりあえず無視してください(笑))
実は筋力トレーニングを行っていると、筋肉そのものだけではなく、筋肉に命令を与えている脳や神経も発達してきます。

話は少し極端になりますが、事故や病気などで神経が麻痺してしまった人でもリハビリによって症状が改善するように、人体にはよく使っている部分の神経伝達能力を向上させるという力がもともと備わっているのです。
結果として、体を鍛えつづけていると今まで意識しにくかった部位の筋肉に意識を集中し、より効果的なトレーニングが可能になるというわけです。
つまり、始めた頃は目的の筋肉に効いている感じがしない、または上手く意識できないというトレーニング部位や種目でも、ある程度経験を積むことによって克服できる可能性は十分にあるという事になります。
もちろん、それぞれの体格やクセによってトレーニング種目に対しての向き・不向きには個人差がありますから、必ずしも苦手種目を克服できるとは限りません。
しかし、少なくとも一定期間は続けてみないと「この筋力トレーニング種目が自分には向いていないから止めておこう」と判断するのは早計だと思います。
特定の種目だけが苦手という場合は、同じ筋肉を鍛えるような他の種目を行えばいいのですが、
「苦手部位の筋トレはどれも効いている感じがしない」
といったような場合はどうすれば良いのでしょうか?
結論から言えば、苦手な部位のトレーニングについても、一定の種目数・セット数で地道に続ける事が大事だと思います。
なぜなら人体の構造上、正しいフォームで動作を行いさえすれば、どんなに背中の種目が苦手な人でも懸垂を行えば背中の筋肉に、スクワットを行えば脚の筋肉に負荷がかかることになるからです。
もちろんその種目が得意な人に比べれば効果は多少落ちるかもしれませんが、「効いた感じ」や筋肉痛が無いからといって筋肉が発達しない訳ではないのです。
(筋肉痛については『筋肉痛の原因とは?』のコンテンツも参考にして下さい。)
多少のストレスはあるかもしれませんが、体全体の筋力バランスを取るためには、苦手なトレーニング種目とも上手く付き合っていく必要があるのではないでしょうか。
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