成長期に筋力トレーニングを行うにあたって、筋力トレーニングが身長にどう影響するのか?というのは非常に気になる問題です。
今回は筋力トレーニングと身長の関係について、考えられる要因をまとめてみましょう。
筋トレを行うと成長ホルモンの分泌量が劇的に増えるという事が科学的に証明されています。
成長ホルモンには当然、身長を伸ばす働きがありますから、少なくともこの点については筋力トレーニング=身長を伸ばす効果があると考える事が出来そうです。
逆に、マイナスの影響があると言われている要素もあります。
それは、筋力トレーニングよって骨格や関節に負荷がかかることです。

特に人体の骨の末端にある軟骨部分はデリケートで、成長期に過剰な負荷がかかると傷つきやすく、その結果として骨格の成長に問題が起こる可能性があるのです。
成熟した大人でも気付かないうちにオーバートレーニングになってしまう事があるくらいですから、成長期の不安定な体でトレーニングを行う場合は内容に十分注意を払う必要があるでしょう。
成長期の体は、体を構成する色々な栄養素の必要量が大幅に上がります。
そのため栄養の事を考えないで運動を行えば、体に必要な栄養素まで消費してしまって身長が伸びなくなるという事も考えられるわけです。
現在、筋力トレーニングと身長の関係について有力な説をまとめてみると、筋力トレーニングには身長の発達を助ける働きがあるものの、方法を間違えると逆に成長を妨げる可能性もあると考えられます。
ちなみに権威ある全米ストレングス・コンディショニング協会(NSCA)などの公式見解でも
「正しく行なわれるレジスタンス・トレーニング(筋トレ)は成長期の子供にも総合的な健康増進に効果的である」(要約文)とされています。
最後に成長期の筋力トレにおいて注意するべき点を確認しておきましょう。成長期の筋力トレーニングと重複する部分もありますが、大事な事なのでしっかり確認しておいて下さい。
最低でも12〜15回程度反復できる重量を使用するようにして、どんなに負荷を上げる時でも最低6回以上反復できない重量は避けましょう。
1種目あたりのセット数は最高でも3セット程度にして、どのセットでも
「もうこれ以上出来ない!」
という様な状態(オールアウト)に達する手前で少し余裕を持って切り上げます。
アームカールやフレンチプレスなどの単関節種目よりも、スクワット・プッシュアップなど全身を使う運動(複合関節種目)を中心に行なうようにしましょう。
そうする事で種目数や運動時間を限定し、特定の関節への負担を軽くしながら全身をバランス良く鍛える事が可能になります。
カルシウムだけでなく、タンパク質やビタミン・ミネラルなどあらゆる栄養素をバランスよく摂る必要があります。
栄養が偏ると成長ホルモンが分泌されにくくなったり、骨の成長が妨げられる原因になりますから、食生活に十分な注意を払い必要ならサプリメントなどを利用するのも良いでしょう。
成長期には急激に骨が伸びたり体の組織が発達する事によって、骨や関節などが痛む事があります。
このような体の異常を感じた時に無理をしてトレーニングを続けようとすると、骨や関節を痛めてしまう恐れがありますので、体に異常を感じた時は迷わずトレーニングを中止して医師の診察を受けましょう。

たとえトレーニングを数ヶ月休む事になっても、傷害さえ残らなければ体力や筋力はすぐに取り戻せますからね^^
前のページは
|
![]() 肉体改造研究所 (筋トレ&ダイエット) トップページへ |