腕相撲のトレーニング方法は?

力くらべの定番競技と言えばやはり腕相撲でしょう。
いざ腕力勝負!という時に採用されることの多い競技種目(?)ですから、
「体を鍛えるのなら腕相撲にも強くなりたい!」
という人は多いのではないでしょうか。



そこで今回は、筋力トレーニングで腕相撲のための筋肉を強化する方法について考えてみたいと思います。

腕相撲に使う筋肉

腕相撲を行うときには全身の筋肉が緊張しますが、勝負を決めるのはやはり上半身の筋力と言っていいでしょう。
その中でも特に重要と考えられる筋肉をピックアップしてみます。

大胸筋・広背筋

腕相撲で力が入りやすい体勢に持ち込むためには、まずヒジの位置を固定する力が重要です。
例えパッドなどにヒジを固定して行うような場合でも、ヒジを固定する力が弱いと力が分散しやすく不利になってしまいます。

腕相撲の体勢でヒジを固定するのに必要な筋肉は主に大胸筋・広背筋なので、まず土台としてこれらの筋肉を鍛えておく必要があります。

上腕二頭筋

土台が固まったら次に必要になってくるのは腕そのものの筋力です。

腕相撲では特に握り合ったグリップを自分の体に引き付ける事で自分に有利なポジションを取ることが重要なので、この引き付けの力を生む上腕二頭筋をしっかり鍛えておきましょう。

前腕筋群

腕相撲の体勢をとった時に手首を体の後ろ側(手の甲側)に反されてしまうと、いくら体幹や腕の筋力が強くても十分な力を発揮できません。

逆に自分の手首を体の前川(自分の親指側)に巻き込んで相手の力を押さえ込んでしまえば、圧倒的に優位な状況を作り出すことが出来ます。

つまり腕相撲の攻防の鍵を握っているのは、リストの力を発揮するための前腕の筋力といっても過言ではないのです。

競技練習は必須

腕相撲に強くなるために上記の基礎筋力が重要なのは事実ですが、実は腕相撲は特殊な競技特性をもっているため、通常の筋力トレーニングだけで強くなるのは困難です。

次の図を見てください。
腕相撲に使う筋肉を通常の筋力トレーニングだけで鍛えるのは困難です

筋力トレーニングでは通常、腕を伸ばす・縮めるという方向に負荷をかけるのが普通ですが、腕相撲ではヒジ軸として上腕を体の内側に回転させるための筋力を競う事になります。

重量競技の専門家であるパワーリフターが、明らかに体格の劣るアームレスラーに対してあっさり負けてしまう事があるのも、このように使う力の種類が異なるためでしょう。

これを鍛えるには普通の筋力トレーニングだけでなく、トレーニングパートナーと一緒にアームレスリングそのものの動きの中で筋力を鍛えるのが一番です。

それが難しい時は、腕相撲の動きを想定したタイプのトレーニング用器具を用意するか、プーリー(ワイヤーを引っ張って行う筋トレ用器具)などを利用して、できるだけ実戦に近い方向から負荷をかけると良いでしょう。

腕相撲トレーニング用マシン

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